産後のむくみケアにメディキュットを使用する人も多いようです。
メディキュットは長さや着圧の強さなど、さまざまなタイプがあるので、履くタイミングによって最適なものを選べます。
産後すぐの足のむくみにはどのタイプがいいの?
産後すぐは膝上のニーハイタイプの着圧ソックスがおすすめよ
わたしが持っているのは着圧レギンスだわ
着圧レギンスは産後最低でも1~2ヵ月空けて使用開始してくださいね
産後すぐは、身体が元に戻ろうとする時期でとてもデリケート。
メディキュットの長さによっては身体に悪影響を与える可能性もあるため、産後着用する時期に合うメディキュットを選ぶ必要があります。
メディキュットの長さ選びを詳しく知りたい!
産後のメディキュットの長さの選び方を紹介します。
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産後のメディキュットの長さの選び方
産後のメディキュットの長さ選びは、履くタイミングや産後の悩みによって変わってきます。
メディキュットは昼用夜用があるのはもちろんですが、長さや着用時間、効果の違いなど種類が豊富。
タイプによっては身体のストレスになる場合もあります。
産後のむくみケアは、産後の体型や身体の悩みに合った長さを選ぶことがポイントです。
詳しくみていきましょう。
履くタイミングに合わせて長さを選ぶ
メディキュットは、腰まで覆う長さの「着圧レギンス」と膝下や膝上までの長さの「着圧ソックス」の大きく分けて2つあります。
産後すぐのむくみケアには、太ももまでの長さのニーハイタイプの着圧ソックスが最適です。
脱ぎ履きしやすく、太ももまでケアできます。
腰まで覆う着圧レギンスは、最低でも産後1~2ヵ月空けて使用してください。
着圧レギンスは強い締め付け設計のものが多く、お腹まで圧迫されます。
産後すぐは身体がデリケートな時期です。
そのため身体を休ませてあげる必要があるので、着圧レギンスを無理に履くのは控えましょう。
着脱しやすい着圧ソックスを、体調に合わせて使用してくださいね。
欲しい効果に合った長さものを選ぶ
産後の悩みによって欲しい効果に合った長さの商品を選びましょう。
着圧ソックスや着圧レギンスはむくみ解消効果だけではなく、骨盤やヒップ、筋力をサポートしてくれる効果があるものや、冷え対策に保温性の高い生地を使用しているものなどがあります。
産後は、骨盤の開きやお腹、お尻のたるみなど妊娠中についた脂肪が気になりがちですよね。
さらに、水分を溜め込みやすいため、むくみに加えて冷えやダルさにも悩んでいる人も少なくありません。
産後1~2ヵ月経ったら、悩みに合わせて骨盤やお尻、お腹周りまでサポートしてくれる着圧レギンスでケアするのも良いですね。
妊娠・産後を通して長く使えるメディキュットの長さはニーハイタイプ
妊娠時・産後どちらも使用可能なのが、ニーハイタイプの着圧ソックスです。
ニーハイタイプは太ももまで長さがあり、血液が滞りやすいふくらはぎや膝裏、太ももをカバーできます。
さらに着脱しやすいので、体調に合わせて着用可能です。
ニーハイタイプのメディキュット
こちらの商品は、どちらも寝ているときも着用できます。
蒸れにくいオープントゥタイプ(つま先が空いているタイプ)なのも嬉しいポイントです。
ネイチャーヒーリングは、寝ながらメディキュット(ロングタイプ)と同じ着圧設計ですが、優しい引き締め感になっています。
さらに、マイナスイオンを放出するイオン繊維配合天然繊維を使用していてリラックス効果が期待できますよ。
産後すぐ入院中履くなら腰まであるタイプは避ける
産後すぐの入院中は、腰まであるレギンスタイプは避けた方が良いでしょう。
着圧ソックスの使用をおすすめします。
ただし、産婦人科によってソックスの長さを指定される場合もあるようです。
指定があるか心配なら、産婦人科に問い合わせてみてくださいね。
悪露や検診のとき腰まであると不便
腰まであるレギンスタイプは不便に感じる場面が多いようです。
たとえば、検診のときに腰まであるレギンスは脱がないといけません。
また、産後すぐは悪露による出血で汚してしまう可能性もあります。
疲れて体力が低下している産後すぐに、着圧レギンスを何度も着脱するのはかなり不便ですよね。
体への負担になることも
産後すぐの時期は、締め付けの強い着圧レギンスは避けてください。
妊娠・出産を経た身体は大きく変化していて、すぐに元の状態に戻るわけではありません。
元に戻るまでにおよそ6~8週間かかります。
この期間を「産褥期(さんじょくき)」といい、不調や身体の変化が起こる時期です。
身体はとてもデリケートな時期のため、着圧レギンスでの締め付けは身体に負担がかかります。
さらに、大きく開いたゆるゆるの骨盤をすぐに加圧インナーなどで締めると、左右のバランスが崩れて骨盤がゆがむ原因になることも。
骨盤は時間をかけて元の位置に戻っていくので、産後すぐに締め付けるのは危険です。
産後すぐは身体を休めることを優先しましょう。
すぐに身体を戻したい気持ちは分かるけど、焦らないで。
「グラマラスパッツは産後すぐ?いつから履けるのか徹底調査|帝王切開後の場合も解説!」
「メディキュットは妊婦さん禁止?妊娠中にだめなタイプはこれ」
の記事でも妊娠・産後の着圧アイテムの使用について書いています。
体調が落ち着いてきたら骨盤もケアできるレギンス・スパッツが便利
産後1~2ヵ月を目安に体調に合わせて着圧レギンスやスパッツを使用してください。
着圧レギンスやスパッツは骨盤をサポートする機能がついているものもあり、むくみ解消に加えて骨盤のケアが手軽にできます。
寝るとき履けるレギンス・スパッツタイプのメディキュット
寝ているときも快適に着用できる着圧設計。
腰まで覆うので、着圧ソックスで起こりやすいズレ落ちやソックス跡が付くことはありません。
さらに「骨盤スパッツ寝ながらスッキリ美脚&骨盤ケア」は、骨盤テーピング加工がされていて寝ている間に骨盤のケアができます。
日中用のメディキュットも効果に合わせて様々なタイプのレギンス・スパッツが選べます。
むくみ解消だけではなく、骨盤やヒップのケアなどの機能がついている商品を産後の悩みに合わせて選べるのは嬉しいですね。
日中履けるレギンス・スパッツタイプのメディキュット
メディキュットの素材や着圧力(hpa)も要チェック
メディキュットは長さや機能だけではなく、素材や着圧もさまざまあります。
特に暑い時期は蒸れやすいので、素材選びが重要です。
さらに、日中用と夜用では着圧の強さが違うので注意してくださいね。
素材と着圧について詳しく紹介します。
暑い時期はスーパークール
暑い時期はスーパークールタイプがおすすめです。
暑い時期に靴下を履くと蒸れやすくて臭いも気になりますよね。
そのため、暑い時期の着圧アイテム選びには3つのポイントがあります。
- 通気性の良い素材
- オープントゥタイプ
- 接触冷感タイプ
スーパークールのメディキュットは、暑い夏に最適な設計です。
メッシュ風編みと吸水速乾性の素材で、他のメディキュット商品に比べて通気性はなんと5.5倍。
さらに、蒸れやすい膝裏は「クールダウンスポット」集中冷感設計になっています。
暑い時期の着圧ソックスは寝苦しくなりがちですが、スーパークールで心地よくむくみケアをしましょう。
寝ながら・日中用で着圧力が違う
一般的に「寝る用」と「日中用」で分かれていて、日中用の方が夜用に比べて着圧が強く設定されています。
寝るときに着用する場合は、寝る用もしくは着圧が20mmHg以下のものを選んでください。
着圧は強いほど効果があると思いがちですが、やみくもに着圧が高いものを選ぶのはNG。
強い締め付けによって血行不良になり、逆に体調不良の原因になる場合も少なくありません。
特に寝ている間は身体の違和感に気づきにくいため、日中用のものは避けてくださいね。
寝る用と日中用を使い分けて、状況に合った着圧アイテムを選びましょう。
産後のメディキュットの長さはどれがいい?まとめ
この記事では産後使用するメディキュットの長さについて紹介してきました。
産後すぐの身体はとてもデリケートな時期です。
時期や体調に合わせてメディキュットの長さを選びましょう。
- 産後すぐはニーハイタイプの着圧ソックスがおすすめ
- 着圧レギンスやスパッツは産後1~2ヵ月を目安に使用開始
- 悩みに合わせて骨盤ケアやヒップケアの機能があるものを選ぶ
- 素材や着圧力もチェックする
メディキュットの長さは、時期と体調に合わせて選ぶことが重要です。
ニーハイタイプの着圧ソックスは、妊娠中から産後まで長く使用できますよ。
産後は新しい生活に慣れるまで大変ですが、メディキュットで手軽にむくみケアをしましょう。
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